人生の価値観マップづくり。
なぜボクは、ウェディング映像の制作を10年も経った今もなお、やりがいを感じオモシロいと思っているのか?
結論から言えば、「承認・達成・アソビ・スリル・人」かな(ながっ…)
以前にも少し書いたから重複する部分もあるけど、今回は人生論的な視点も入れつつ、改めて考察してみようかな…と朝、事務所に出勤して、この前の持ち込み案件でやらせて頂いた撮って出しエンドロールの振り返りをしていたら、ふとそんなことを思いまして。
撮って出しについて言えば、一発勝負のミスが許されない、やり直しのきかない現場で、コスパ以上のクォリティーを求められ期待され、それに応えるべく多くの時間をあてる。
編集なんて、「時間内に上映必須!」の極限のプレッシャーのなか編集し続け、アドレナリンの分泌量がハンパない…。
パソコンの調子が悪く、動作が遅くなることも稀にある。最悪、パソコン壊れて編集できず、上映できないことだってあり得る世界。
一緒に一回の結婚式。
やり直しできないから謝って済む問題でもなく、全額返金でも追いつかない致命傷。
背負ってるリスクがぶっ飛んでる。
メンタルやられる…w
カメラマンによっては、この極限のプレッシャーやコスパなどを考慮すると「割りが合わない」という人も多く、「あまり受けたくない仕事」と言う人がいるのも事実。
じゃあ、なんでボクは10年もやってるのか?
メンタルがバグってるの?
感覚マヒ?
Mなの?
変態なの?
…と改めて、自分の見つめ直し。
人生の深掘りタイム。
そこで、前述の「承認・達成・アソビ・スリル・人」。
-承認-
承認欲求。
ボキャブラがないので適切な単語が思い浮かばんかったけど、「誰かから感謝される・認められる」ということ。
人間だれしも持っている承認欲求。
これはかなり大きいのかも。
自分の存在価値・意義を確認させてもらえる機会。
ごくごく当たり前の人間的な感情。
とてもありがたいこと。
この「プレゼント」をもらうために、人は有益なサービスや価値の提供などを真剣に考え、発信する。
多くもらえばもらうほど、人は他人に優しくなれるし、自分にも優しくなれる、とも言える。
まさに、「ギブアンドテイク」。(合ってんのか、この使い方は…?)
-達成-
達成感。
いわゆる「独り善がりなドーパミン」。
モチベーション維持には欠かせない要素。
例えば、この前持ち込み案件でやらせて頂いた撮って出しエンドロールでは、BGMで使用する新郎新婦さんの好きな曲のミュージックビデオを見て、テイストをそろえた。
具体的には、そのMVでは歌詞を口パクでやっていたので、同じようにやってもらった。
プラスして、2人の好きなアニメのキャラクターや決めポーズなどのディレクションも追加する。
もちろん、撮影時間に限りがあるからやりたいことの半分もできんけど、それでもプランナーさんなどに提案してお願いしたり、編集時間を削ってカメラマンと一緒に撮影リハをしたりして。
予想どおり、編集は超大変…w
撮影素材を見て、使うところをカットして、曲に乗せて、テンポに合わせて、口パクのタイミングも0.01秒単位で合わせる、など。
そりゃ時間なくなるに決まってる…泣
でも、超ウケてた…
新郎新婦さんも喜んでくれた。
「独り善がりなドーパミン」が報われた瞬間。
ありがたや…
-アソビ-
アソブ。自分も楽しむ。
先の「達成」とカブる部分があるけど。
毎回ではないにしても、撮影と編集にアソビ心を入れようと心がけ楽しんでる。
もちろん、独り善がりになりすぎないように、新郎新婦さんが喜びそうなテイストであることが前提。
-スリル-
ヒヤヒヤ感。
感覚がバグってる…
特別にスリルあるものが好きというわけでもないけど、「ヒヤヒヤの中で」何とかやり遂げたということで、達成感を飛躍的に爆上げするのが、心理学的にはそれが人間なのかなと。知らんけど。
もはや変態の領域…
-人-
コミュニケーション。
新郎新婦さんはじめ、人と話すことが好きなのかも。
自分の調子が良いときは、ありがたいことに比較的コミュ力が高いと言われることがあるけど、気の合う人・価値観が近い人と話すのは、やっぱ楽しい。
人間である以上、人との関わり合いなしに生きていけないし、独りより気の合う面々がいるコミュニティの中で人生を過ごした方が、幸福度が高くなるのは言うまでもなく。
ただ、自分的には特別人間好きとは思わないし、独りの時間も好きだし、どちらかというと少し神経質で気を使いすぎて疲れることもよくあって。過去に良かれと思ってやったことで、えらい大ヤケドしたこともあるから、人間的な距離感を縮めることや踏み込むことに対して、少し怖いと思うときもあるのが正直なところ。
あとは単純に、幸せそうな2人を見ていると応援したくなる。
ココロが元気になる。
幸せな気持ちになる。
なので、今後のウェディング市場は縮小していく一方なんだろうけど、自分を求めてくれる人がいる限り、引き続きやっていきたいジャンルの一つと改めて認識・確定。
せわしない人生、一度ゆっくり立ち止まって、こんな深掘りをすることはとても大事だなと思う。
結局、自分は何をやっていきたいの?…と。
「多忙は怠惰の一形態」
忙しいすぎるのは良くないよ、とある人は言う。
限りある貴重な人生の時間。
唯一?金持ちも貧乏人にも平等な概念、時間。
「1日は24時間」は平等。
本当にやりたいこと、好きなこと、優先的に時間をかけるべきところにリソースを注いでる?
今やってること、本当に自分の目指すべき道を歩いてる?
もっと本質的な視点を持って、見直すべきじゃない?
忙しさを理由にして、それやってないよね?
その道は、自分の幸福度を高める道からは遠ざかっているかもよ?
…などなど。
自分はまだまだツメが甘いなぁって思う…。
ある意味、まだ作成途中の価値観マップづくり。
自分の価値観を深掘り、認識し、「何を一番大切にして生きていくのか?」というロードマップ。
それが分かってなけりゃ、人生どこを目指して歩いていけば良いか分からんでしょ?ってのは、ごく自然な発想。
ストファイとの掛け合わせで、人生の道標に。
「本当に自分のやりたいこと、大切なコト・モノ・ヒトだけに、貴重な時間を注ぐ」という、人生論の根本的なこと。本質。
人生にワクワクできているかどうか。
少なくとも現時点では、未だなお、ウェディング映像の制作にワクワクしている、かな。

